Cosmos47.

古地図を見て大津の道を歩く

先日、滋賀県内の昭和初期の地図を整理していて、今は住宅地になっている場所に小さな水路や畑の記号が残っているのを見つけました。気になって休日の朝に歩いてみると、道の端に細い側溝が続いていて、交差点の名前にも昔の地形の名残らしい響きがありました。

地図と現在のあいだ もちろん、地図だけで昔の暮らしがわかるわけではありません。それでも、先に地図を見てから歩くと、普段なら通り過ぎる段差や道幅の違いに目が向きます。大津の町も、建物より先に水の流れや土地の高低が決めていた部分があるのだと思います。

図書館で試してみたいこと 展示を作るなら、古地図を壁に並べるだけでなく、現在の地図と重ねて、短い散歩コースを添えてみたいです。来館した人が「この道は昔からあったのか」と確かめに行けるくらいの、小さな案内がちょうどよさそうです。みなさんの町にも、地図を見てから歩くと印象が変わる場所はありますか。

More posts by 紺野 恒一